短期で社会科の成績を上げる方法【その2】~大まかに覚えることから始めよう~
社会科の学習に向いている人は、個人的には「大雑把な人」が向いていると思うのです。かといって「繊細な人」が向いていないかというと、決して向いていないわけでもないのですが、それに関してはまた後ほど書くことにして、その理由を書きたいと思います。
「本能寺の変」 踊る授業シリーズ 【踊ってみたんすけれども】 エグスプロージョン
前回の記事で、「重要語句の暗記はやめてください」と書いたのですが、本能寺の変だけ覚えても無意味なわけです。なので、例えば「本能寺の変」という用語だけ覚えても、この用語をどう使うかわからなければ暗記する意味はないということなのです。
例えば、動画の内容では本能寺の変について触れられていますが、試験に向けては次の部分だけ優先的に覚えていればよいです。
1.1982年本能寺で起こった悲劇(出来事)である。
2.織田(信長)さんが家臣の明智(光秀)にシバかれる(責め倒される)話。
3.あのハゲ(明智光秀)出張する(備中高松攻めの豊臣秀吉の援軍)ゆて嘘ついて攻めてきた。
この部分だけセットで覚えていれば、平均レベルの試験ではなんとかなります。正直「3」の部分も不要なのです。
また、この中にある、
1.明智さんは、織田さんに長い間(ハゲと)イジられた。
2.明智の軍勢1万に対し、織田の軍勢30だった。
3.織田さんは明智さんの勧めで、最小限の軍勢を残し坊主とティーパーティ(お茶会)をしていた。
この部分は、本能寺の変の説の一部ではありますが、それに関して特別試験等にに取り上げる可能性は限りなく低いです。なので、一般知識としてはそこまで知っている必要はないのです。
というわけで、本能寺の変の内容を全部完ぺきに知る必要は全くないのです。
ただ、本当にどうしてそうなったか。そして、自分が知っている内容は事実なのか、他に所説はないのかと思ったら、それを起点に勉強していくことも、社会科の学習ではないでしょうかと思うのです。
本能寺の変431年目の真実 [ 明智憲三郎 ] |