短期で社会科の成績を上げる方法【その3】~ゼロから始める公民~
公民の科目は、地歴公民のように2年間にわたって学習する機会がなく、高校3年間の中で1年間学習することが、現在の高校のカリキュラムでは多いようです。
そんな中、「社会科が苦手だけど、地歴公民の科目でどれを取るのがお勧め?」というものでは、比較的点数の取りやすい科目として挙げられています。
しかしながら学校によっては「現代社会」のみであったり、「倫理・政経」を受ける人と人によってまちまちです。
結論から申し上げて、現代社会で挫折した人でも、短期間でゼロから倫理の勉強は出来ますし、倫理が良く分からない人も現代社会や政治経済をゼロから勉強することは可能です。
では、ゼロから始める際、何から始めたらいいかという話です。私のお勧めは、
センター問題レベルの公民科目の問題を予備知識なしで解く。
ことです。
公民科目の内容は、学問というよりは一般知識ないし中には雑学による内容のものが多く、問題によっては予備知識なしに解くことができます。
おそらく最初は結果が良くないと思いますが、何種類かそういう問題を解いていくと「自分が知っている」問題と「自分が知らない」問題が明確化してくると思うのです。
そしたら点数の取れなかった部分から勉強を進めていきます。そうすることによって効率よく勉強することができます。
知っていることは知っている、まずは何を知らないかという自己分析から入ることが大事だと思います。
速読速解倫理、政治・経済 / 東京大学受験公民研究会 【全集・双書】 |